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FXの複利運用で10万円を1000万円に!具体的な成功方法を紹介!

複利運用で資産形成
勝てない君

勝ったり負けたりを繰り返すけど資金が増えない・・・
大きく勝っている人はどうしているんだろう?もっと勝率の高い手法を知っているのかな・・・
勉強も検証もやっているつもりだけど、今のやり方でいいのかな・・・

この記事の内容

  • 福利の力を利用して資金を大きく増やす具体的なやり方がわかります。
  • 福利の力で実際に10万円を1000万円に増やすやり方がわかります。
  • やり方がわかれば、何に取り組んで努力していけば良いか見えてきます。

この記事の信頼性

15年もの間、間違った努力を積み重ねてきた筆者が、FXで資金を大きく増やすために必要だとようやく気付いた考え方をお伝え致します。

勝つためにはもっとpipsを取らないといけないとか、もっと勝率の高い手法を手に入れないといけないとか、そんな風に考えていませんか?
この記事を読めば、福利の力によって資金を大きく増やすことができることがわかります。実際に10万円を1000万円にもできる手応えがつかめるはずです。
何にどう取り組めばいいかということも見えてくるはずです。

この記事は以下の記事の続きとなります。

複利運用について知ろう

相対性理論などの理論を発表した「20世紀最高の物理学者」と呼ばれるアインシュタイン。
みなさんもよくご存知かと思います。

そのアインシュタインが「宇宙で最も偉大な力」と呼んだと言われているのが「福利の力」です。

え?あのアインシュタインが・・・と思う方も多いと思いますが、福利の力には実際にどのように凄い力が秘められているのでしょう?

複利運用とは?

複利運用とは「利益を元本に加えて、その合計額を元本とすることによって収益の拡大を狙っていく運用方法」と定義されます。

FXでは、入金した資金に勝ちトレードで得た利益額も加えて、どんどん資金を増やして取引していく・・・そんなイメージになります。

このときに大事なのが、1回のトレードで取るリスクの割合を決めておくということです。

例えば、資金10万円、1回のトレードのリスク割合を10%としますと、1回のトレードで損切りしたときにマイナスとなるリスク額は10,000円となります。

このトレードでもし勝って20,000円資金が増えれば、資金が12万円になりますので、1回のリスク額もその10%である12,000円になるということです。

このリスク割合を一定にしていくことが、福利の力を大きく活用するために大事なポイントとなります。

単利と福利、これだけ違う

単利と福利の計算でよく取り上げられるのは銀行預金の利子ですね。

実際は税金が引かれたりいろいろあるわけですが、シンプルに金利ということだけで考えると、年利5%で100万円を10年預金した場合の利子は以下のとおりとなります。
(銀行利子で5%という数字は全く現実的なものではないですが・・・)

【年利5%、元本100万円、運用期間10年】
利子トータル(単利)・・・500,000円
利子トータル(福利)・・・628,895円

あれ?そんなに変わらないじゃん・・・と思いましたよね。
なんだ、変わっても10万円ちょっとか・・・と。
実は私もそう思いました。これが宇宙で最も偉大な力??と・・・

でも、ちょっと待ってください!
同じ条件で20年と30年運用した結果で見てみましょう。

【年金利5%、元本100万円、運用期間20年】
利子トータル(単利)・・・1,000,000円
利子トータル(福利)・・・1,653,298円

【年金利5%、元本100万円、運用期間30年】
利子トータル(単利)・・・1,500,000円
利子トータル(福利)・・・3,321,942円

今度はだいぶんと違いがはっきりしてきました。
そうです・・・福利は運用期間が重要で、期間が長くなればなるほどの違いも大きくなってくるのです。

さて、上は銀行預金の例となりますが、FXトレーダーであれば「月利」という考え方の方が多いのではないでしょうか。

それでは・・・①元本10万円、②月利3%、③運用期間1年/5年/10年 の違いも見てみましょう。

【月利3%、元本10万円、運用1年
利益トータル(単利)・・・36,000円
利益トータル(福利)・・・42,576円

【月利3%、元本10万円、運用5年
利益トータル(単利)・・・180,000円
利益トータル(福利)・・・489,160円

【月利3%、元本10万円、運用10年
利益トータル(単利)・・・360,000円
利益トータル(福利)・・・3,371,099円

10年運用すれば、利益額に10倍もの差が生まれることになりました。

ここまでの違いになるとは!・・・と思われた方も多いのではないでしょうか。

皆さんも実際にエクセル等で計算をしていただけましたら、その凄さをより実感できると思いますので、是非やってみてくださいね。

10万円を1000万円に増やす福利運用のやり方

月利3%でも「福利の力」によって大きく稼げることがわかりました。

蛇足ですが、「月利数%」でも十分・・という話を耳にされたことはないでしょうか。
例えば100万円の資金で月利5%として、月の利益は5万円となります。

一方、ツィッターでは爆益報告の画像が溢れています・・・
その画像に比べたら月利数%なんて、たいしたことないじゃん?・・・なんて思ったりしませんか?

でも、そうではないのです。

月利数%を継続して続けていくことによって大きく稼ぐことができるのです。
FXトレーダーはそうやって財を成していっているのです。

ただ、ひとつ前の「月利3%」のシュミレーションにあるように、10万円の資金で300万円の利益を手に入れるまで10年もかかるのか・・・と思われた方も多かったのではないでしょうか。

ここからはより「求める結果」に焦点をあてて考えてみたいと思います。

「求める結果」・・・そうです!10万円を1000万円にするのです。

福利運用を考えるときに必須となる事項

以下の3点について考えることが必須になります。

①リスクリワード
②勝率
③リスク割合

具体的に見てみましょう。

①リスクリワード

リスクリワードとは、損切りまでを1としたときに、利確までをどれくらいの値幅求めた手法とするか、ということです。
例えば損切りまで10pipsで利確まで50pipsであれば、リスクリワード1:5となります。

リスクリワードが高い手法は勝率が下がります。
例えば、リスクリワード1:5の手法であれば、利確ポイントまで到達せずに反転して損切りにかかる可能性が高くなるからです。
このあたりはイメージしてもらえれば理解していただけると思います。

②勝率

どれくらいのリスクリワードとするかということで勝率は決まってきます。

勝率もリスクリワードもどちらも高くするということはできません。
できたとしてもかなりトレードチャンスを厳選して狙い撃ってなんとか・・・という運用がかなり難しい手法になると思います。

1:2くらいの低リスクリワードとして勝率を高めにするか、勝率が下がっても1:5などの高めのリスクリワードに設定して「取れるときに取る」手法とするか・・・。

このあたりのことは、自身の性格に合っているかどうかのバランスを見ていくことが大事と言えるかと思います。

③リスク割合

最後にリスク割合です。これは前述した、1回のトレードで取るリスクの割合です。
言い換えれば「1回の損切り許容額」とも言えるかと思います。

一般的には2%とか3%という割合が推奨されていると思います。

2%であれば、資金10万円スタートの場合、35回連続の損切りで資金は半分に、114回連続で損切りで資金は10分の1になります。

ここはよく考えてみなければならないところです。

(1)リスクリワード1:5、勝率20%の手法
(2)リスクリワード1:2、勝率60%の手法

勝率20%ということは10回トレードして8回も負けるということです。
勝率60%ということは10回トレードして3回しか負けないということです。

このどちらを選ぶかによっても、取るべきリスク割合は変わってくることがわかるはずです。
大事なことは継続できるかどうかということです。
継続できるやり方を選ぶことよって、福利の力も自分の味方になってくれるのです。

ここはバランスで考えないといけないところなんです。

バルサラの破産確率

「バルサラの破産確率」は勝率とリスクリワード、リスク割合の関係から破産確率を示すものとなっています。

例えば勝率30%でリスクリワード1:2の手法があったとします。

資金10万円で1回のリスク割合が10%とすると、1回のトレードで、勝ちトレードはプラス20000円、負けトレードはマイナス10000円になります。

10回トレードをしたとして、勝率30%ですから結果は以下のとおりとなります。
>勝ちトレード 20000×3=60000円
>負けトレード 10000円×7=70000円

負け>勝ちとなっていますので、このトレードを続けていくと破産してしまう確率は100%です。

この破産確率をあらわすものがバルサラの破産確率で、破産しないようなリスクリワードと勝率のバランスを考えていくことが大事ということです。

ちなみに上記アンダーラインの箇所のように1回のトレードで取るリスク割合が変動すれば、破産確率も変わってきます。
ここではリスク割合10%のバルサラの破産割合表をご紹介しますが、リスクリワード、勝率、リスク割合をトータルで考えていくことが重要となることをご理解ください。

実際にシュミレーションしてみよう

それでは実際にシュミレーションをやってみます。シュミレーションを行うことで、実際に自身がどういうトレードをして、どのように資金を伸ばしていくかが明確になります。

どこを伸ばしますか?

勝率50%、リスクリワード1:1であればスプレッド分だけ負けていくことになります。
これはご理解いただけると思います。

ですので、勝率かリスクリワードか、またはその両方かを50%、または1:1以上に伸ばしていく必要があるわけです。
ただ難しく考える必要はありません。両方とも「少しだけ」伸ばしていくことで劇的に変わるのです。

筆者自身は「勝率60%」「リスクリワード1:2」あたりの、現実的なラインを狙ってやっています。
これならなんとかできるんじゃないか、って思いませんか?

「これなら現実的にできるかも」というサンプルでも・・・

先程の「勝率60%、リスクリワード1:2」で考えてみます。
「これなら現実でもなんとかなるんじゃないか?」と思えるサンプルです。

私自身も「これなら現実でもなんとなるのではないか」と思いながら取り組んだ条件設定です。

条件【初期資金10万円、リスクリワード1:2、勝率60%、リスク割合10%】
※シュミレーションにおいて、6割の勝敗はエクセルでランダム設定としました。100回トレードして60回勝つという設定にしています。勝ち・負けの順番で結果は若干異なります。

結果・・・トレード開始「79回目」で資金1000万円突破!

1週間に2回、月に10回トレードをしたとすると「約8ヶ月」で1000万円到達となります。

これは・・・かなりモチベーションが上がる結果なのではないでしょうか。

※シュミレーションのエクセル(画像)を貼り付けしておきます。
(3分割になっていて見にくいと思いますが・・・)

努力する方向性が見えてくる

さて、このシュミレーションをより細かく見てみます。

①損切りに耐えられるか?

まず1000万円到達前のトレードでの損切り額は「約94万円」となっています。
1回のトレードでの損切りで94万円がなくなるわけです。
果たして実際に94万円の損切り設定で通常通りのトレードが続けられるのか・・・メンタルが大事と言われる理由がわかるようなところです。

例えばスタートしたあたりの損切り額が数万円のレベルだと問題なかったとしても、損切りが数十万になってくると・・・損切りができなくなってしまい想定以上の損をしてしまった、とか。

ありうる話ではありますが、トレードプランを厳密に実行していくためのメンタルは維持しなければなりません。
ここは実際に対策をして乗り越えていくべきところです。

②トレード回数

10万円の資金が100万円を突破するのは「50回目」です。ここまで結構な時間がかかっているわけです。

回数を重ねるごとに伸び幅も急上昇して資金は増えていくわけですが、最初から途中までは伸び幅もそれほど大きいものではありません。
・・・と言いますか、途中までは増えたり減ったりで全然増えそうな感じがありません。
手応えがない中に同じクオリティのトレードを続けて行くことができるかどうか、ここも試されるところです。
回数を重ねるごとにエントリーが雑になったりすることもありうる話です。エントリーだけでなく環境認識が雑になったり、自分の体調が悪い、仕事のストレスがトレードに影響する・・・など、地道に続けていくのは決して簡単なことではありません。

同じ条件のトレードを50回重ねることに忍耐強さが問われるところです。

「押し目買い・戻り売り」の手法でやっているのに、なんとなく逆張りで取れそうだったので入った・・・そんなトレードプランから外れたエントリーをしてはいけないわけです。

地道に同じクオリティのトレードを、勝っても負けて忍耐強く続けていく・・・
勝率を上げたり、少しでもpipsを取ろうと利確を粘ったり・・・そういうところに注力するのではなく、同じトレードを続けることに注力していくが大事なことになります。

まとめ:自分で考えて計画を立てて、自分の人生を手に入れよう

反応することはもうやめよう

ちょうど最近読み返した自己啓発書のベストセラーに刺さることが書かれていました。

  • 世の中のほとんどの人間は「反応」して生きている。
  • 自分から世界に働きかけるのではなくて、自分の周りに「反応」して生きている。
  • みんなやるから同じようにやってみている。楽しそうなものをみたら手を出したり。
  • そうやって反応して、反応し続けて一生を終える。それでは自分の人生を手に入れられるわけはない。
  • 全部自分で考えて計画を立てて、その計画になるように世界に働きかけていってこそ世界は変わる。

まさに・・・今回の記事のことではないでしょうか。

レートが上がったから「もう上がらないだろ」と反応して逆張りをしかけてみたり、いつもより値動きが激しいようであれば「乗り遅れたら損する」とばかりに飛び乗っていく・・・
そんな「反応」を繰り返していても世界は変わらないということです。

「再現性」を意識しよう

前回の記事で大事なところは「再現性」という結論付けを致しましたが、今回のシュミレーションでも問われるところは「再現性」となりました。

50回、100回と同じトレードを続けられる再現性を手にできるかどうか。「勝率60%、リスクリワード1:2」というプランであったとしたら、そのトレードを続ける再現性さえ維持できれば、望む結果は得られる・・・ということです。

それさえできれば、焦って何度もエントリーしなくても、pipsを無理に稼ごうとしなくても、勝率を少しでも上げようとしなくても、資金はちゃんと納得する以上に増えていくのです。

ちなみに今回のシュミレーションですが、79回で1000万円到達となっていましたが、トレード回数が100回に到達するときの資金は「9200万円」となっていました(汗)。

もちろん、そのひとつ前のトレードでの損切り額は「770万円」なので、そこまでのロットでのトレードが出来るかどうかということもあります。
そこまで到達すれば、また別の問題に取り組まなければならないことになるわけです。。。

でも10万円を1000万円にするのであれば、自分にもできそうな気がしてきませんか?

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